農鳥小屋の暮らし
リコーGRD
夕方やっとたどり着いた農鳥小屋です。
深沢さんのはにかんだ笑顔と
無愛想な挨拶で迎えられました。
「やっぱりお前らだったかぁ。来ると思った」・・・だと。
農鳥小屋のトイレです。原始的。
農鳥小屋の食堂。小さなテーブルが4つ。それぞれのグループで夕食を頂きます。
昔ながらの雰囲気が今も残る農鳥小屋のなか。電気はありません。
暖かなランタンが安心感を生みます。
今日のおかずはおでん。
深沢さんの料理はやっぱりぶっきらぼう。
でも今夜のおでんはとても美味かった。
大根もジャガイモもサトイモもみんなぶっきらぼうに
鍋にぶち込んでぐつぐつ煮込んでます。
ジャガイモが美味かったな。
体も温まり、満腹。
深沢さんは自然保護に大変な理解を示されています。
一見横柄な態度に見られがちですが、
食事をするとき「たくさん、食べな!」、
出かける際「気をつけて行っておいでぇ~」
という言葉がとても温かく精一杯の優しさが感じられますぅ。
深沢さんの仕事場。小さな厨房で手際よく調理が行われます。
夕ご飯を食べてすぐに寝ました。
たいてい山小屋では午後8時になると
灯りが消えます。でもあんまり良く眠れませんね。
目を閉じているっていう感じです。
だっていつもの8時じゃまだまだご飯食べたり
テレビ見たりしてのほほんとする時間だもの。
疲れているとはいえそんなに早くは寝付けないですぅ。
ま、そうは言っても着の身着のままでおやすみなさい・・・。zzz
その晩、トイレに起きたlittlealps。
ゴソゴソッと扉を開けて一人夜の森へ。
天空には背筋が寒くなるほどの星が輝いていました。
天の川もクッキリ見えてしばし眺めてしまいました。
あんなキレイな星空を見ることができるのは、
やはり3,000mならではの醍醐味です。
皆さんもぜひ農鳥小屋で昔ながらの
山小屋生活を経験してみてください。
リコーGRD