釜無川上流域に暮らす富士見町花場地区~今年最後に見た虹~
2006年12月27日撮影
林道をゆっくり歩くと
西から、強い風とともに
小さな雨がやってきて虹を作りました。
季節外れの
七色の虹・・・
今年最後の虹・・かな。
来年は虹色の年にと、
littlealpsは散歩の途中思うのでありました。
背景には雄大な八ヶ岳の裾野が広がります。
木々の長い影が尾根道を覆う冬晴れの日。
昔、この尾根道を馬を引き連れて
村人たちは
山道を登ったのでしょうね。
林道によって分断されてしまった山側の古道。
この先きつい尾根道は続きます。
優しいお顔の馬頭観音さま。
もう、この周辺にはかれこれ
15年以上もワシタカの調査に来ていますが、
この道は森の中に埋もれていて、
気づくことはありませんでした。
冬は雪で覆われ、
そんでホンドテンがはねて、
カモシカがのそのそしていた林道。
最近になって地域の方々のご努力により、
こうして古道が復元されたようです。
馬頭観音さまがその証。
大切にしたい昔の出来事ですね。