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北杜市大泉町大足地区の茅葺き民家

茅が抜けてしまった所や痛んだ場所に茅を差し込んでいきます。
昭和25年頃までは地域の共同作業で行われていました。
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その昔、家を建てることは
「普請」と呼ばれていて
地域の人々が共同で作業を行いました。

骨組みさえしっかりしていれば
その後の補修などで家は100年間
建て替えなかったそうです。
日本の伝統技術です。



この日のためにたくさん刈られて集められた茅。
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その茅を屋根の上で作業しやすいように束にします。
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各地域には茅場があり、共同作業で刈入れを行いました。
毎年、初冬に「茅刈りの日」を決めていたそうです。
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棟梁のほかに、若い職人さんがいました。
熟練した技術が次の世代に受け継がれます。
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ポニーテールでしたので、最初女性かと思い
ドキドキしましたが、男性でした。
アー良かった。間違いが起きなくて・・・。
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職人さんも、ちょっと一服。
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広大な屋敷林を持つ大きなお屋敷でした。
東側には立派なお蔵があります。
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お蔵のそばには倒れた大きなサクラの木。
今年の開花は早まるかもしれませんね。
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春が待ち遠しいです。
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by littlealps4383 | 2007-01-27 07:15 | ふるさとの風景 | Comments(4)
Commented by genki-saitama at 2007-01-28 00:57
伊賀上野に残っている、夫の実家を思い出しました。
茅葺の屋根、家の横に蔵。
両親が亡くなって15年以上、空き家で、
茅も抜けすっかり荒れ果てている
ようだと聞くたびに心が痛みます。
Commented by 武士の二分 at 2007-01-28 03:47 x
こんばんは。懐かしい風景が連続すると、子どものころの記憶が鮮明に
甦ってきます。ノスタルジーと言われようと何であろうと「昔はよかった!」
と思わざるをえません。私も実家の付近で、こういう屋根葺きの光景を
見たことがありますが、あるときから廃屋になることが多く、今ではトタン
を架けて住む家とハウスメーカーの家が混在するようになりました。
昨日、NHKでブータン王国のグローバル化を放映していましたが、米国
かぶれの若者が伝統文化を批判していました。何も言わず相変わらず
の仏教修行をする若者に拍手を送っている自分がいました。
伝統文化が消えたとき、人情も豊かな精神性も消えるわけです。
経済的発展だけが発展だと勘違いしている日本人。このへんを
再考したいものです。このブログの映像はほんとうにいろいろな
ことを考えさせてくれます。ありがとうございます。
今年もなるべく見させていただきます。
Commented by littlealps4383 at 2007-01-28 11:04
ミューおばさん、こんにちは。
八ヶ岳を県境としている地域の茅葺き民家が
これほど大切にされているとは思いませんでした。
空き家になり荒れ果てている家も確かにあります。
でも、かつては子供たちの声やおじいちゃん、おばあちゃん、
縁側の団欒とかあったんでしょうね。
そういう素朴で他愛も無い日常を大事にしたいです。


Commented by littlealps4383 at 2007-01-28 11:12
武士の二分さん、こんにちは。ご無沙汰です。
いつも地味なカットばかりで申し訳なく思ってます。
田舎には田舎の良さや魅力があることを誇りに思えるよう
これからも撮り続けたいと思います。
特に若い世代に見てもらいたいですね。
これからもよろしくお願いいたします。