日本三大桜のひとつ北杜市「神代桜」
日本三大桜のひとつ。新日本名木百選に選ばれた
樹齢約2000年という老木が
今年も桜の花を咲かせました。
この桜は、日本武尊が東夷征定のおり
この地に立ち寄り、記念にこの桜を植えたという
伝説があります。
その後、日蓮上人がこの地を訪れた時
たいそう木が衰弱していたので、回復を
祈ったところ、再び樹勢が蘇ったことから
「妙法桜」とも呼ばれているそうです。
神代桜は、大正11年(1922)10月、
国の天然記念物第1号に指定されています。
しかし、昭和40年頃には再び衰えはじめました。
この桜を何とかせにゃぁいかん!
(ん?どこかで聞いたことがあるようなセリフだな・・)
ということで、原因を調べると、根が寄生虫などで
かなり衰弱していたそうです。
さらに幹の9割が枯死していたそうです。
当時、武川村では莫大な予算を組み立てて
根を掘り出して、土を入れ替え、
樹勢の回復に努めました。
そして、再び見事な花を咲かせた「神代桜」。
まさに日本の宝です。
撮影地:北杜市武川町大津山実相寺
平成19年4月7日撮影
平成19年4月7日撮影
by littlealps4383
| 2007-04-19 19:17
| 南アルプスの花