「枯露柿の里」甲州市 その2
山梨県東部に位置する山梨市や甲州市は
切妻の屋根をズンと張り出した
突き出しの屋根を持つ民家が魅力的です。
かつて養蚕のため採光や換気のために屋根に
窓をこしらえました。
そんな伝統的なお屋敷でも
こうしてたくさんの干し柿が作られています。
山梨の初冬の風物詩「吊るし柿」。
朝夕の冷え込みが一段と厳しくなりました。
厳しい冬を乗り越えるため
食糧の確保や保存に余念がなかった時代から
こうして高級な特産物として作られる時代。
先にも書きましたが
記録として撮る楽しさと記録として残されてゆく
風景にちょっと寂しさを感じたりします。
※・・所有者の方にお断りをしてから撮影をしています。
by littlealps4383
| 2007-11-20 22:26
| ふるさとの風景