山梨市芹沢集落
また、自分かと思っちゃいました・・。
ビックリしたなぁ・・もぅ。
山梨市三富芹沢集落には、
大きな笛吹権三郎の像が建てられています。
なんでも、その昔、笛が上手な男の子と
お母さんが川べりに住んでいたところ、
ある日の大雨で川が氾濫し、
お母さんが行方不明になってしまい
権三郎が独りぼっちになってしまったぁ・・
という悲話が伝わる地区。
写真の左側に小さな藁葺き屋根の祠が見えますが、
そこに親子が住んでいたそうです。
権三郎は笛を吹きながら
お母さんを探し続けたそうです。
そしてとうとう、権三郎も力尽き
水死してしまったというのです。
悲しいお話ですね。
笛吹川の上流にひっそりと
たたずむ芹沢集落に
今でも残る昔話なんですよ。
山梨市三富芹沢地区
左側に小さな藁葺きの小屋が見えますよね。その辺りに住んでたらしいですよ。
アップにしないほうが良かったかもしれません・・・・・。
昔話をお楽しみください。
むかし、上釜口の井沢 (現三富村)に母親と二人暮しの権三郎という
孝行息子がいました。笛がたいそう好きで、また上手でした
ある晩、豪雨のため氾濫した子西 (ねとり) 川の濁流に母子は
のみ込まれてしまいました。
けれども若い権三郎は流木につかまって九死に一生を得たのです。
助かった権三郎は、権三郎の名を呼びながら流されていった母親のことが
片時も忘れられず毎日毎晩母親を探しました。
母親の好きだった曲を吹きながら、ずっと川下の方まで
川辺を探しまわったのです。
疲れきった権三郎は、ある日、川の深みで足をすべらすと、
そのまま沈み死んだのです。
夜になると川の流れの中から美しい笛の音が聞こえてくるようになったのは、
権三郎が死んでからのことでした。
村人たちは、いつしかこの流れを笛吹川と呼ぶようになりました。
いさわの民話より
by littlealps4383
| 2006-10-30 07:41
| ふるさと山梨市