春の小川にフキが芽吹きました。
山梨市三富徳和集落で
フキノトウを見つけましたよ。
古い民家の庭先に
溝を掘って小石を並べただけの
小さな小川。
春らしいチョロチョロした
小川の音が聞こえます。
今年は暖冬のせいで
芽吹きが早いですかね。
フキノトウは山菜として有名ですが、
昔は苦味健胃薬(くみけんいやく)として
胃のもたれや胃痛にも用いられたんですよ。
いわゆる「民間薬」ですね。
現代のように医療も製薬も無いですから
里に育つ色々な植物が薬として用いられたのです。
例えば
「便秘にはドクダミ」を煎じて飲むと効くとか・・。
身近な植物には多くの秘められた力が備わっているのです。
そして、里山の春は足元から始まるわけです。
平成19年2月10日撮影
by littlealps4383
| 2007-02-15 07:26
| ふるさとの花