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◎Minami-Alps.Photo.Magazine

山梨市懐かしいちどり湖

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山梨市の憩いの場所「ちどり湖」です。
とてもローカルな話ですが、
ボクにとっては、思い出深い
懐かしい場所。
山梨市をご存知の方であれば
すぐお分かりになりますよね。



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ちどり湖は確か農業用水の貯水池を地元の漁協が
釣堀にして市民に開放していたのです。
一時期、ボートも貸し出されたりした時代もありました。
そして毎年4月29日には差し出の磯の大獄山のお祭りと
「マス釣り大会」が開かれて、たくさんの人で賑わったもんです。
穏やかな春の日でしたね。

釣堀は色々料金が区分けされていて
いちばん大きな掘りが「タダ(無料)掘り」と言って
コイでもフナでもハヤ(ウグイ)でも何でも釣れました。
で、子どもの頃は「100円掘り」というその次に大きな掘りで
ニジマスを釣ったり、コイ釣りに挑戦したりして・・・。
1日釣って100円。毎週放流があるので
タダ掘りよりは魚影が濃いのです。

そして夏休みになれば毎朝釣りに出掛け、
幼なじみとフナやコイ釣りを競い合いあったもんです。
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「タダ掘り」です。ちょうど、中央の桜が咲いている付近がポイントでした。
ヘラブナを初めて釣った場所でもあります。
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笛吹川からの流れ込みです。
ここでは、アカッパヤ(オイカワ)やウグイがたくさん釣れました。
釣った魚は家に持ち帰り、夕食の1品に添えられます。
もちろん、自分で調理します。
小魚は唐揚に、ニジマスは塩焼きに、
コイは鯉こくにしました。
ま、だいたいは塩焼きにすればいいんです。
少年時代は釣り三昧の日々。あだ名は「釣りきち三平」。
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今では子どもが釣り竿を持って遊んでいる姿って
こんな田舎でもほとんど見かけなくなりました。
数年前に漁協が撤退して営業も終わり、
今では釣りをする人もほとんどいません。

湖には上流から運ばれてきた土砂によって
小さな小島も出来てしまいました。
将来埋まってしまうのでしょうかねぇ・・。

子どもの頃から釣りが好きで好きで
それが、今も野山を駆け回る原動力になってしまって
ホント、困ったもんです。
当時の担任には
「そのくらい、勉強に気を向けなさい」と言われ続け
おかげで人生、このありさまです。
あーあ・・

「やれば出来るのにぃ~」
これが、担任のせめてもの慰めでした・・m(_)m
by littlealps4383 | 2007-04-03 22:30 | ふるさと山梨市