山梨市懐かしいちどり湖
山梨市の憩いの場所「ちどり湖」です。
とてもローカルな話ですが、
ボクにとっては、思い出深い
懐かしい場所。
山梨市をご存知の方であれば
すぐお分かりになりますよね。
ちどり湖は確か農業用水の貯水池を地元の漁協が
釣堀にして市民に開放していたのです。
一時期、ボートも貸し出されたりした時代もありました。
そして毎年4月29日には差し出の磯の大獄山のお祭りと
「マス釣り大会」が開かれて、たくさんの人で賑わったもんです。
穏やかな春の日でしたね。
釣堀は色々料金が区分けされていて
いちばん大きな掘りが「タダ(無料)掘り」と言って
コイでもフナでもハヤ(ウグイ)でも何でも釣れました。
で、子どもの頃は「100円掘り」というその次に大きな掘りで
ニジマスを釣ったり、コイ釣りに挑戦したりして・・・。
1日釣って100円。毎週放流があるので
タダ掘りよりは魚影が濃いのです。
そして夏休みになれば毎朝釣りに出掛け、
幼なじみとフナやコイ釣りを競い合いあったもんです。
「タダ掘り」です。ちょうど、中央の桜が咲いている付近がポイントでした。
ヘラブナを初めて釣った場所でもあります。
笛吹川からの流れ込みです。
ここでは、アカッパヤ(オイカワ)やウグイがたくさん釣れました。
釣った魚は家に持ち帰り、夕食の1品に添えられます。
もちろん、自分で調理します。
小魚は唐揚に、ニジマスは塩焼きに、
コイは鯉こくにしました。
ま、だいたいは塩焼きにすればいいんです。
少年時代は釣り三昧の日々。あだ名は「釣りきち三平」。
今では子どもが釣り竿を持って遊んでいる姿って
こんな田舎でもほとんど見かけなくなりました。
数年前に漁協が撤退して営業も終わり、
今では釣りをする人もほとんどいません。
湖には上流から運ばれてきた土砂によって
小さな小島も出来てしまいました。
将来埋まってしまうのでしょうかねぇ・・。
子どもの頃から釣りが好きで好きで
それが、今も野山を駆け回る原動力になってしまって
ホント、困ったもんです。
当時の担任には
「そのくらい、勉強に気を向けなさい」と言われ続け
おかげで人生、このありさまです。
あーあ・・
「やれば出来るのにぃ~」
これが、担任のせめてもの慰めでした・・m(_)m